愛車のDT200WR。20年以上前の車です。
昨年は丸々乗っていませんでした。ただでさえ乗る回数が減っているのに。
なので今シーズンは始動前整備をキッチリやらなければ。
んで、奥の車庫から出してきたのですがキャブより下がやたらと汚い。
「ああ、そういえば燃料コックから漏れていたっけな。」
でも漏れない位置でコックを止めていたハズなのに・・・。とよく見たらタンクからキャブにつながる配管(ゴム製)が劣化によって分断されていました。
よってそれと同時に満タンだったガソリンがリザーブ分を残し抜けてしまっていたということになります
ということで燃料コック部を中古で、配管を新品で購入し取り付けます。
しかしこの中古品、送られてきて包装を解くと管の中からパラパラっと粉が。サビです・・・。
冗談ではありません。早速返品依頼。
そしたら返金するから捨てていいよって。バカヤロー!!売る前にしっかり確認しろって! こういう業者がまだまだ蔓延っているのです。みなさん気を付けなはれや!
仕方ないのでコックのパッキンだけ使用することに。とりあえずバラしますか。
バラす前
バラした後
へっへっへ 着ぐるみ剥がしてやったぜ
そして問題のコック。
矢印の部分から漏れがあります。
これをタンクの付け根から取り外し、バラしてパッキンを交換し再度装着。
ところが、
矢印の部分から漏れがあります。(×2)
古い車体ですからねぇ。この部分のパッキンも劣化していましたので一度剥がすと機能しません。
しかしこのパッキン、単品での販売はありません。どうするか迷ったあげく、液状ガスケットかシート状のガスケットの使用を考え、今後の利便性を考慮しシート状のガスケットを購入しました。
これがまた便利
購入から到着まですこし空きましたが無事に装着完了。漏れはバッチリ止まりました。
次にクーラント。実は車体を買ってから1回も交換していなかったり
リザーブタンクは空っぽでしたがラジエター内には満タンでした(ホッ)。
しかし色が抜けておりまして、機能しているんでしょうがこれでは万が一漏れた時に発見しにくくなると思い交換します。ま、それ以前に古いですから・・・。
四輪の場合はエンジンを循環してラジエターに戻ってくるところのホースを抜いて、水を入れながら冷却水すべてが真水に替わるのを待って、そしてクーラントを入れそれが出口まできたらホースを戻す・・・という作業をするのですが、このバイクはちょっとビミョーな配管をしている感じなので素直にドレーンから抜いて、抜けた分だけ補充する作戦にしました。
エンジン右下のこれがドレーン
そしてクーラントを補充しエンジンをかけサーモを働かせ、エアーが抜けるのを待ちます。
きれいになりました。
次に気になっていたメーターのキズ。
紙やすりとコンパウンドで処理しました。
施工前
施工後
マシにはなりましたがまだちょっと甘いですね。また次回にしましょ。
あとは各所のグリスアップとワックス掛けを行いとりあえず終了。
まだまだイケる車体ですよ
う~ん、やはりサビが気になりますね~。
時間がいっぱい空いたら思い切ってやろうかな。
とはいえ、これで安心して乗れます。
この時期のバイクはすごく気持ちいいのですよ。
整備したのでそれは倍増です。
まだまだコイツにはがんばってもらいますよ~。