金曜日、たぶん今季最後になるであろうマイボートに行ってきました。
海の中はまだまだ初秋なのですが、陸、特に地元はもう冬を感じさせる気候となっています。
5時で0℃でしたので・・・
ゴムボートゆえ後始末が大変で、水浸しになるので寒いと辛いのです。なので今季最後になるのです。
さて、向かった先はいつもの海。波は少しあって徐々に低くなる予報。
出れなければシーバスをやります。
そして現着。波はウネリはあるもののなんとか出れそう。
しかし、スロープとして使用しているところがこの間の台風の影響か流木でふさがっていました!
これでは出せない!
これを寄せるのに30分。
なんとか出られそうです。
そそくさと準備をしますが、魚探のバッテリーを忘れたことに気付きます。
あー 今日も魚探無しかぁ・・・。結構不安なんだよなー。なんて思いながら出航します。
今日の水色は濁っています。濁りがとれるまで沖を目指そうと思いますがとりあえずカブラを入れてみましょう。今回は新型のAFCカブラ導入です!
ちまたで流行の誘導式
おー潮の流れが速い。水面は動いてないので中層からだな。ラインが45°で出て行きます。水深は25mか。
そしてその1投目からアタり! 針がかりせず再度落とす。そして根がかり・・・。
大事な誘導式を2投目でロストっす・・・。まあ、フッキング率が向上したということで
ロストしたついでに速い潮流なのでビンビンの70gに変更。その1投目。
コイツか・・・
やれやれ。では沖にいきましょうか。60mラインを見つけるためカブラを入れながら探っていきます。沖はそれほど流れていません。
そしてだいたいそのくらいの水深に到達したあたりでアタりが連発します。
まずは
アマダイ 初めて釣った
すぐに
60㎝ 2,000g
またすぐに
40㎝
その後もアタりますがフグが多く、ビンビンカブラを丸裸にされてしまいました。
カブラを替え、続けます。
出航時からですが、小さい和船の漁師さん5艇くらいがトローリングで何かを狙っています。マグロでしょうか?
そんな中、ずっと沖の方から漁船が近づいてきました。このままだと直撃コースです。
「まさかなぁ・・・」
すると波のせいか向って少し左にズレたようです。
「まあそうね。あんな遠くだとズレるよね。」
ところが、その漁船は進路をこっちに向けて修正します。それも何度も。
「え? この距離でこのぐらい時間かけてこっち見えてないのか?」
だんだん近づいてきます。ほんとに直撃コース。
しかし波はそんなに無くなったし漁船にはレーダーがついていて動いているのもはっきり見える。気付かない方がおかしい。
「ワザとか!?」
そうも思ったが何かおかしい。こっちはパラシュートアンカーを入れてるので簡単には動けない。
「やべ! 向こうは気付いてない! 当たる!」
立って両腕を振りアピールするも反応なし! この瞬間色々な危険回避策が浮かんだが右舷側に体重をかけてしがみつく。そして・・・
最接近時はこんな感じ
手を伸ばせば届く位置を漁船は全開で走り抜ける。幸い当たらなかったが大波がくる。これを危惧していて体重をのせていたのでひっくりかえらずにすんだ。しかし大量の水をかぶりボートの中は水槽状態。漁船は気付かず行ってしまう。
なぜか恐怖心はありませんでした。が、しばらくは集中力が低下してました。
コレ、トローリングしてる和船だったら沈んでたんじゃないかな?
今後は遠くに漁船が見えたらアンカーを上げるなりの防衛策をとらなければなりませんね。やれやれ・・・。
さて、ほどなく釣りを続けるとナブラが沸きます。今日のナブラは近づいてもすぐには沈まず、魚種はイナダとサバでボートの水槽?(少し水はかきだしました)に釣ったそばから入れていったので手返し良く楽しめました。
一部です。3匹だけキープしてリリースしました。
13:00沖上がり。こうして2013シーズンのマイボートは終了しました。
結局今年は2回しか行けませんでした。ただ、釣果は良かったです。
でも釣果が良いなら良いで魚の処理に困ります。海から2時間以上かけて戻ってきたあとにボートやエンジンなどの脱塩処理をしなければらなないし、魚の調理もあります。人にあげたくても疲れてしまって届けるのも辛いという状況なんです。
でも釣り自体は楽しい。なので今後はリリース前提で釣行しようと考えています。
ですが、魚がほしい人は持って帰りますので家まで取りに来てネ!って通知しておきます。
以上、海難しかけた釣神オイダーでした