初体験はドキドキします

釣神オイダー

2014年07月23日 12:05

一年ぐらい前から今年はぜひやってみようと思い少しずつ買い物して準備してました。

きっかけは飲み会の席で食べたこと。

「この魚ってこんなに美味いんだ! 近くの川で釣れるじゃん。全国区だし。前から面白そうとは思っていたけど、やってみようかな?」と。

そして準備した道具がコレ。


そう、鮎です。

やっぱつまんねーってことになった場合を考えて鮎釣りができる最小限の装備を購入。

竿:中古。新品なんてとてもとても・・・。なんで3、40万もするんだ?
  83-95のマルチレングスをオークションで¥8,500。
  重さ350g。この重さがどのくらい重いのかがわからない。だって9.5m
  もあるもの。

タモ:中古で買っても5,000を超える。送料を考えるとこれを買った方が
   オトク。しかしこれも高いヤツはなんで6万もするんだ?
   

ダイワ(Daiwa) 鮎ダモ V39 グレー

十分に軽いしケースも付くし良いと思います。



仕掛け:カタログを見てなんとなくコレかなって購入。

ダイワ(Daiwa) メタコンポII AS完全仕掛け 0.1号



掛け針:J州屋でたまたま安売りしていたのを購入。
     7.5号という大きさがいいのか悪いのかがわからんです。

引き船:実は渓流用にずっと前に買ってました。

ベスト:なんで救命が付いていない胴衣なのに4万もするんだ?
タイツ:なんでウエットスーツの下なのに6万もするんだ?
    ということで渓流のまんま。

    
初期装備をまともにそろえるのって無理。
鮎釣りって所有欲のカタマリみたいなものなのかな~

ま、こういう装備で挑みます。さて初心者がどこまでできるか?
単独釣行、師匠は釣りビジョン・・・。

それと、このあとの記事の内容はあくまで初めて鮎釣りをしたものの所見ですのでご了承くださいませ。


まずはオトリと釣券を購入します。オトリの幟が目印。

オトリ缶は買ってないのでアジの泳がせなどの生餌バッグを替わりに使用。ブク付き。十分使えます。

「初心者は何匹買えばいいの~」
「初心者もなんもみんな2つ持っていくよ~」
「ほんじゃ2つちょうだいな」

1匹¥600と釣券¥1,000で¥2,200なり。

ここから3分。場所はK川下流域。
地元K川に鮎がいるとはつゆ知らず。


一応それらしい場所にはいります。

そしてオトリをつけます。
ん~と・・・ 引き船のオトリを一回全部タモにあけて・・・
手を冷やして・・・ 1匹もどして・・・
ハナカンを・・・む・・結構・・コツがいるかも・・・
サカサ針を尻ビレ付近につけて・・・
掛け針は尾ビレから5cmくらい・・・ 
こんなもんかな? よし行って来い!

なんかビミョーに弱ってしまったなぁ・・・。こんなんで釣れんのか?
・・・とオトリがまだ目の前ぐらいにいて竿を立てたとき、ブルルンっと!

ん? アタりかコレ? ヌォ! 付いてる!
竿立てて・・・ 引き抜く・・ソリャ! ぬあ~後ろに飛んでったぁ!

3回くらい振り子状態でようやくキャッチ。初アユです!

少し小さいですが

おぉ! ほんとにスイカの臭いがする! こんなところで釣れるんだなぁ。

このあとこのエリアで5匹くらい釣りましたが、やれ根掛り、やれオトリ弱った、やれ糸が絡んだなど初心者らしいトラブルに見舞われリズムが狂ってしまいました。

また反応もなくなったのでこれを機に下流へ移動しました。粘らずに移動して同じエリアでも行ったり来たりしたほうが良いと高橋祐二さんも言ってましたしね。

そしたらやはり正解で、そこそこ反応してくれました。
だんだんと手返しもよくなり釣果を伸ばすことができました。

んで、鮎初体験者が午後のみ挑んだ釣果がこれです。



オトリ抜いて(あたりまえか)22匹でした。
タモ掛けがすっぽ抜けて外れたのを含めれば30匹程と思います。

初心者でもちゃんと釣れるということですね。
以下、気付いたこと・感じたことを書いてみます。
あくまで初心者用ですよ。

・道具は中古でも旧式でも代用品でも全然OK。
・下半身は急流に入らなければウェーダーで十分。
 ただしタイツ系より水の抵抗は受けます。
・9.5mって長いかなと思ったが意外と丁度良かった。
・根掛りするとサカサ針が魚から外れてしまうのね。
・コッ!っていうのは針にアタックしてきたサインっぽい。
・オトリが小さいと扱いづらい。
・魚が小さいとアタりも小さい。
・ハナカンのかけ方・ハナカンが丸いからってクイッとやっちゃ入っていか
 ない。押し込むようにするとスッと入る。釣りビジョンで言ってた通りだっ
 た。
・タモ入れの際。強く竿を引くと竿の弾力で魚が上に飛んでしまった。かと
 いって水面から出しただけでは届かない。なんていうか、水面から出し
 た時の力加減のまま竿を引き続ければ水面を平行に飛んでくる。竿の
 性能にもよるかもしれない。

と、こんな感じです。

ちなみに魚は炭火焼で食べましたが思っていたより美味しくなかったです。
私は内蔵が苦手なので最初からとりましたが、原因としては若干生焼け、脂がのってない感じからおそらく焼き方の問題・時期の問題・河川の問題からと考えます。

それでも渓流魚より美味しかった。次回はちゃんと焼いてみましょう。

鮎釣り自体も想像通り面白かったです。
ただ想像以上ではなかったので、激ハマりってことはないのかな~。

でもこれで釣りのレパートリーが増えたのと共に、夏の風物詩の一員になれましたね!



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