前を向いて
1/14~17に開催された全県中学校スキー大会。
東北大会・全国大会の予選も兼ねている大会。
ゆえに子も親も全力で駆け抜ける。
今まで練習もサポートもがんばった。それはそれはがんばった。
ただ、
がんばった者が全員報われるわけではない。
下馬評は全国はともかく東北は確実と言われた我が子は、
自ら課した目標への重圧に抗えず、
自己平均タイムよりじつに1分以上も遅く、
それでもその目標へ向かって体力を絞り出し手足を動かす、
ただそれに辿り着きたい一心で。
思えば1年生の時、スキー部は我が子を入れて1年生3名のみ。
右も左もわからないまま、この3人で戦ってきた。
2年生になり部員が少し増え、3年生の今年もさらに増え、
この3人の背中で下級生を引っ張ってきたのは事実であり誇りである。
全日程終了時、この3年生3名と、その親全員が、
この3年間の全てが溢れだし号泣した。
まだ今シーズンは終わったわけではない。
高校でもスキーを続けると言った我が子。
厳しいと有名な部活なので今以上の試練に耐えなければいけない。
だが乗り越えればきっと、きっと良いことがある。そう信じる。
常に前を向いていたい、前を向かせていたいと思うのである。
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